今回、響流書房さんから新たに『対話篇 真宗の根本構造』(土井紀明著)が出版されました。
阿弥陀仏とは何か。私たちはなぜ救われなければならないのか。念仏を称えるとはどういうことか。そして、浄土に往生するとは何を意味するのか。
浄土真宗の教えは、しばしば「念仏を称えれば、死後に極楽浄土へ往生できる」という形で理解されてきました。しかし、その理解だけでは、親鸞聖人が明らかにされた教えの深い意味を十分に捉えることはできません。
本書は、二人の人物による対話を通して、浄土真宗の根本的な思想を一つひとつ解き明かしていくものです。「自己とは何か」という問いから始まり、仏と人間の関係、阿弥陀仏の本願、法蔵菩薩の物語、本願の名号、信心と念仏、往相と還相、そして摂取不捨の真理へ。
一見すると難解な真宗の教義も、対話をたどるうちに、それぞれが深く結びついた一つの教えであることが見えてきます。本書が問いかけるのは、単に死後の救いについてではありません。いま、ここに生きている私とは何者なのか。その私を支え、救おうとするはたらきとは何なのか。
親鸞聖人の教えを初めて学ぶ方にも、これまで真宗に親しんできた方にも、あらためてその根本を問い直すための一冊です。
是非ご覧になってください。
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念佛寺

