『第十八願を読む』(私家版)のご紹介

お知らせ

今回は『第十八願を読む』のご紹介です

  念佛寺では今回『第十八願を読む 』(土井紀明:私家版)を製作いたしました。 

「はじめに」の掲載分を紹介しておきます。

” 宗祖親鸞聖人によれば、真実の教は『仏説無量寿経』の教法であり、無量寿経は四十八願を説かれた経典であるといわれました。この四十八願の中、第一八願が要であり、四十八願は第十八願に収まり、十八願を開くと四十八願になると古来からいわれています。
真宗は「本願を信じ念仏もうさば仏になる」教えですが、本願とは第十八願ですから、この十八願をどう受け取るかという点は非常に重要で、これの受け取り方によって、真宗の教相の色合いが微妙に変わってまいります。
そこで第十八願をどう読めば良いのかということで、これについては、多くの学僧が解釈を施されてきました。では親鸞聖人はどのように第十八願を領解されたのか、それを聖人のお言葉にできるだけ沿って伺ってみたいと思います。
又第十八願は現代に於てどういう意義を開示しているのか、それらのこともたずねてみました。
 ほぼ同じ事柄に焦点を当てておりますので、趣旨に繰り返しが多くなっています。これは書き記す中で、できるだけ分かりやすく正確に伝わってほしいということで、くどくどしくなっていることをご承知おきください。”      

とあります。第十八願は浄土真宗の成立根拠であり衆生救済を顕かにした阿弥陀仏の大誓願です。第十八願を理解するのはとても骨の折れることですが、現在に至るまでの住職の領解がすこしでもみなさまの目に留まればと思い今回出版いたしました。 お求めの際には念佛寺に電話をして頂くかメールにて注文を受けつけております。

よろしくお願い申し上げます。

念佛寺

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