5月の更新(念佛寺Youtube更新と牧野富太郎)です


 今月の更新は念佛Youtube『松並松五郎念仏語録36』です。
今回はサムネイルの画像に『「お育て」の無いわたし』としましたが、
わたし(副住職)自身が住職とのやり取りの中で「お育て」という言葉を改めて検討すべき課題だと認識させられました。まだご視聴ではない方は是非ご視聴ください。難しいと感じられる方は念佛寺で学習会(学習会案内:http://nenbutsuji.info/)をしておりますので、どうぞ遠慮なくご参加ください。


 昨日は朝から六甲高山植物園に足を運び森に癒されてきました。この時期の六甲高山植物園は軽く上着を羽織らなければならないほどの寒さは残っているものの、その寒さが心地良くもありました。六甲高山植物園では現在、開園90周年の企画で牧野富太郎の特別展示などがあり、普段目にすることのない資料の展示や映像などが公開されていました。牧野富太郎という人は現在NHKの朝のドラマ「らんまん」が放送されていますが、その主人公のモデルとなった方で、日本の植物分類学の代表的な人物です。私は知らなかったのですが、六甲高山植物園で講演会を行ったり、神戸の実業家から経済的支援を受けたりと、阪神間や六甲山には馴染の深い方だという事でした。この方の名言に「雑草という草はない」とあり、また彼自身約2500種以上の植物に命名したともいわれています。名の知らない雑草の群生地では、それぞれの個性を見出すことは叶いませんが、名を知り、名の由来を学ぶことによって植物自体の魅力を知ることが出来るものです。そして、名を知らなければその存在に出遇える事はないと教えらました。

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